無申告加算税とはnon-payment
無申告加算税とは、本来支払うべき税金について申告期限が過ぎてから申告した場合に、本来の税額に加算して課される税金です。無申告による税逃れを防ぐ目的として、自主的に期限後申告を行った場合には追徴税額の5%、税務調査を受けてから申告した場合には追徴税額の15~20%が加算されます。
無申告加算税は事業者の責任!?
追徴課税には大きく分けると、過少申告加算税、無申告加算税、重加算税、延滞税といったものがありますが、この中で、延滞税はほかの3つのペナルティに付随するものであるとして、納税者の責任による避けようのないペナルティと言えるのが無申告加算税になります。
無申告加算税は、申告自体をしていないという事実に基づくため、税務調査の際にも調査官と認識のずれがおこることはほぼありえません。そのため、無申告加算税を減額することは、自主的に気づいて申告した場合を除けば、ほとんどの場合できません。
ただし、無申告加算税ではなく、重加算税の対象になるということになると、重加算税については認識のずれによる指摘の可能性があるため、調査官と交渉の余地があると言えます。